費用や移動のご負担大きすぎて、依頼を迷われている方へ
精子提供の実費免除

費用や移動のご負担大きすぎる方は、次の事項で免除を受けられます。(複数免除も可能)
精子提供側の負担軽い順に、上から並べます。
- 食べつつ相談なさりたい場合の軽食代
- 対象――精子提供者の最寄り駅で面談
- 1,000円ほど/日
- 免除なければ各自払い
- 面談に最適な場所代
- 対象――精子提供者の最寄り駅で面談
- 500円/30分
- ご希望に応じて、場所代かからない所もご指定できます。
- 精子提供費の減免
- 対象1――精子提供地が、精子提供者の最寄り駅(1/3)
- 対象2――移動用の休暇取りづらい方で、精子提供者の片道4時間以内(2/3)
- 初回から妊娠まで続けて、1回分 合計費用が減免されて精子提供を受けられます。精子提供代6,000円/回 で、最寄り駅なら2,000円/回 で受け取れます。休暇取りづらい方なら、4,000円/回 です。
- 宿泊費の支給
- 対象――精子提供者 最寄り駅での宿泊者
- 1周期から1/3 支給を受けられます。5周期目からは2/3 支給。
- 例えば、宿泊費6,000円/回 でしたら、1周期目から2,000円支給されます。5周期目からは4,000円支給。
- 依頼者の交通費
- 対象――領収書のご提示
- 【期間限定】 依頼者さん交通費が往復3,000円以上の場合に、1周期目から1/3 支給を受けられます。5周期目からは、2/3 支給。
- 例えば、沖縄から東京都の精子提供者最寄り駅まで往復15,000円なら、5,000円の支給されます。5周期目からは、1万円支給。(15,000円=飛行機13,000円+電車2,000円)
- 支給額は、精子提供の1回分 合計費用 と相殺された額を、精子提供者からお受け取りください。
- 例えば、精子提供者最寄り駅で 5,000円-「1回分 合計費用」× 1/3=お受取額
- 精子提供費の全額
- 対象――体外受精または顕微授精
- お体への負担に思いを寄せて、せめて費用負担を分かち合えればと考えております。
- 精子提供者 交通費も含めて、当精子提供バンク利用にかかる全額を免除できます。
- 精子提供日の依頼者移動
- 面談日の依頼者移動
- 上記対象でない場合、面談地は東京都です。
- 「依頼者さんがご自宅から面談へお越しになれた距離なら、逆に精子提供者も足を運べる」ことから、面談地を東京都とすることが、精子を受け取り続ける上で現実的です。
「期間限定」免除の終了日は、都知事による要請「不要不急の都外への移動自粛」などに基づいて定めています。
「期間限定」が終わり次第、このページでお知らせします。
なお、免除申請を含む受付事項をご送信後に「期間限定」が終わったとしても、申請なさった免除はいずれも、妊娠するまで続けられます。
ご安心ください。
上記「7.と8.」に示した移動方針をご承知のうえで、柔軟な対応をお求めの場合は、窓口へご相談ください。
例えば、移動の免除対象外の方に対しても、「依頼者ご指定駅での精子提供」に応じられるドナーをご紹介できます。ただし、血液型は限定されます。
ご承知おきください。
なお、新幹線必要な遠方依頼者さんに対して、依頼者最寄り駅での精子受け取りですと免除額をやや少なく設定しています。
なぜなら、排卵日が前後すると、新幹線予約や休暇取得を含めて速やかな日程調整が必要だからです。
このことから、排卵日のずれに最も早く気付ける立場にある女性が、移動を段取るほうが現実的です。
また、受付対象を絞り込むことで「本来精子提供されるべき、適正価格で当精子提供バンクをご利用くださる方」への、親身なご対応を可能としています。
したがって、成功報酬求めない当精子提供バンクは、免除額をねぎらい伝える程度にとどめております。
ところで、免除分は「お越し下さることなどへの労わり」として精子提供者が負担しています。
母子家庭などでこれから産み育てることへ向けた、励ましでもあります。
したがって、条件を満たしている場合は、免除希望くださって構いません。
もし希望するか迷うのでしたら、通話または面談で精子提供者とご相談ください。
受付事項の記入時に限らず、免除を追加希望できます。
例えば、支払い後にさかのぼっての申請も受け付けられます。
ご負担をともに担えるよう精子提供者は日ごろ節約しているので、気になさらないで下さい。
具体的な個別条件は、下記をお読みください。
不妊治療…①
次の不妊治療いずれかを実施する場合
- 体外受精・顕微授精
- 保険適用外で1回20万円~60万円
- 国などの助成あり
- 人工授精
- 保険適用外で1回1~2万円
この場合、通院を証明する書類提示が必要となります。
参考資料
- 「人工授精 費用 平均」> 監修 国立成育医療研究センター
- 「体外受精 費用 平均」「顕微授精 費用 平均」> 同上
妊娠率が比較的高い場合…②
受付記入時に、妊娠率の試算結果とそれを踏まえた助言をお聞きになれます。
妊娠率が比較的高い場合は、ドナーが精子提供に費やす時間短いと見込めます。
したがって、依頼者さんが指定なさる駅までの移動に応じやすいです。
年齢などの試算要因については、実際に受付を進める中でご説明しています。
下図は、試算に際する参考資料の一つです。
ここでいうART(アート)とは、体外受精・顕微授精法の総称です。
なお、妊娠率が比較的高い年齢について、目安は35歳~39歳以下です。

生殖補助医療を受けた場合の妊娠率などの年齢による変化(ET:胚移植)
公益社団法人 日本産科婦人科学会, ARTデータブック2016年版より
片道が長時間…③
依頼者片道が長時間となる場合
具体的には、googleルート検索で次の場合は、お近くでの精子提供ができます。
- 依頼者が飛行機の場合――空港
- 新幹線利用で、精子提供者の最寄り駅まで片道5時間以上の場合――依頼者・精子提供者 各住まいの間にある駅
- 新幹線利用できない方が、高速道路利用で、精子提供者 最寄り駅まで片道4時間以上の場合――依頼者最寄り駅
この場合、正確なご住所を窓口へお伝え下さい。ただし、差し支えあればご住所を用いないことも可能です。
例えば、面談日に「飛行証明となる搭乗券」、「新幹線の切符」又は「高速道路の通行券」をお見せいただくことです。
面談日に持参し忘れた場合は、その撮影画像をメール送信ください。
ご移動用の休暇取りづらい場合
メールでの受付記入時に、移動用の休暇取りづらい状況をお伝えください。
なお、旅費自体はご想定よりも、はるかに少なく済むことが多いです。
なぜなら、精液がとても良質であったり、妊娠率を高める医学的工夫が蓄積されたりしているからです。
このため、1回や1周期でのご提供で妊娠できる方もおられます。
障害をお持ちの場合…④
パニックなどの障害で移動負担大きい場合
この場合、障害者手帳の提示が必要となります。
手帳をお持ちでなかったり、手帳提示を望まない場合は、個別の具体的内容に基づいて免除対象として認められるか判断いたします。
ところで、「精子提供バンク 東京関東」では、NPO団体との連携や各種制度のご案内などによる、経済サポートにも取り組んでいます。
このことにより、経済的に貧しい方でも産み育てられるよう、少しでもお役に立つことを目指しています。
自ら諦めるよりも、まずはご相談下さい。
精子提供者の資質保障

精子提供者の資質保証の一助として、次の場合には面談に要した全実費の半額を、精子提供者が負担します。
- 面談において、精子提供者から聞いていた証明書に不備があった場合
- 面談前に精子提供者から聞いていた話で、依頼者さんから見て偽りがあった場合
これまでに、上記の事例はございません。
しかし、面談において上記の不備等が見られましたら、一言「実費を半額負担してほしい」とお申し付けください。
その際は合わせて、領収書の提示をお願いします。
飛行機代や宿泊代も含めて、その場で速やかに精子提供者が半額負担いたします。
お手数ですが、窓口にもご一報下さい。
情報共有し、予防を徹底いたします。
精子提供の順番

同じドナーで精子提供の日程が重なるときは、若いまたは挑戦回数が少ない方々が優先されます。
また、排卵周期の安定性などの、体質も参考とします。
これは、成功率が高い方々のご出産により、日程の重なりを解消するためです。ただし、病院予約や飛行機予約で変更が難しい方は、御申し出頂いております。
贈り物

体感で初めて分かる
「傍にいてくれる」ことの意味