産後福祉のために遺伝子検査

精子提供バンク 東京関東
この記事は約5分で読めます。

 遺伝子検査報告のご説明は、次の書類を一緒にして、依頼者さんに報告する形をとっています。

  • 各ドナー共通の説明資料
  • 各ドナー個別の遺伝子検査結果

 「精子提供バンク 東京関東」では、信頼性の高い的確な資料に基づいて、情報提供なされています。

 妊娠できる限られた期間に、先天性障害などのリスクを減らしたいと誰もが思います。

 その反面、情報を集めることには、多くの時間と労力を要します。

 お困りでしたら、お問い合わせください。

 「限られた時間」という重荷は、私達とともに背負えば軽くなります。

面談での提示資料

 このページでは、「精子提供バンク 東京関東」で使用している印刷物を、部分公開しています。

 塗りつぶしのない完全なものは、面談時などに提示しております。 

​ (2020年3月 「精子バンク機関」から「精子提供バンク 東京関東」へ、名称変更)

 

 精子提供者の遺伝リスク評価に際しては、その家族の病歴も聞き取りしています。

 遺伝病はありませんが、プライバシーである個人の健康状態をお伝えすることとなります。

 したがって、第三者へ口外しないようお約束ください。

安全な子育てのための遺伝子検査 報告書-健やかな子育てに向けて-

精子提供バンク 東京関東

 インターネットや文献などから得られた情報の中には、次のものが含まれます。

  • 根拠の薄いもの
  • 意図的にゆがめられたもの

 ゆがめるとは、誇張などによる、情報操作のことを指します。

 また、意図的にゆがめられていないにしても、情報は偏りを伴うことがあります。

 メディアは、物事のすべてを伝えることはできません。

 必ずその一部を切り取って、伝えることとなります。

 その際に、程度の差こそあれ、何らかの偏りが生じます。 

 情報の信憑(しんぴょう)性は、主に次のことから評価できます。

  • 一次情報か
  • 二次情報か
  • 公共性の高い組織などによって裏付けられた情報か
  • 個人的感想か、根拠が示されているか 

 なお、主に「伝えられている事柄を直接知っている人」が発信している情報を一次情報といいます。

 一時情報をまとめた情報を二次情報といいます。

 一時情報よりも二次情報の方が、信憑性は低くなることがございます。

 信頼できる情報を見分けることは、情報の受け手として、信憑(しんぴょう)性の低い情報に惑わされないために重要です。

 また、送り手の立場になったときにも、信頼できる情報を提供する基礎となるために大切なことといえます。

 (書き手である私を含め)わたしたちは自分にとって都合の良い情報を選びがちです。

 その弱さを自覚して、「知る」ということが重要です。

 情報を集めるときには、対立しているものも含めて考えた方が、より多角的な見方ができます。

 リンクをたどったり、google検索を利用したりして得た情報は、次の内容に偏りがちです。

  • ご自分が興味を持つ情報
  • ご自分と似た意見

 だからこそ、インターネット以外にも、概要を示す本や資料を集めたり、データベースを利用したりします。

 そのように、多面的に情報を集め、評価することも重要です。

​参考資料 一覧

精子提供バンク 東京関東
精子提供バンク 東京関東
精子提供バンク 東京関東
精子提供バンク 東京関東
精子提供バンク 東京関東
精子提供バンク 東京関東
精子提供バンク 東京関東
精子提供バンク 東京関東

 資料総数は、118となります。

 そのうち、公共機関による資料数は23、国公立機関による資料数は4、学会による資料数は3です。

 その他は、国立病院のセンター長や部長、大学病院、公益財団法人などによる記事です。


 なお、引用文は、脚注に出典を示しています。

 また、加筆は最小限にとどめ、もとの記事をそのまま紹介しています。

 したがって、報告内容に誤りのないことを、その場で簡単に、ご確認いただけます。

【公共機関】

 公共のために業務を行う機関・組織のことです。

 公的機関ともいいいます。

 具体的には、行政機関や独立行政法人などが挙げられます。

 (日本語表現辞典)

執筆協力者

精子提供バンク 東京関東
精子提供バンク 東京関東

 公益・非営利団体「精子バンク機関」は、「子どもを持つための、選択肢としての配偶子提供」活動の趣旨に、ご賛同いただいたメンバーの皆様方からのご支援により、様々な普及活動を行っております。

ドナーのための遺伝子検査 ガイド -審査者・依頼者向け-

精子提供バンク 東京関東
精子提供バンク 東京関東

審査者または依頼者の方々へ

 平成28年に「精子バンク機関」の活動がはじまって以来、関係者の皆様方のご尽力のおかげで、全国に「公益を目的とする 非営利の精子バンク」が認知されました。

 その成果として、子どもを持つための選択肢の一つ「配偶子提供」、なかでも精子提供を望む女性が増えています。

 また、精子バンク機関へは、日本国籍のみならず、外国籍の方からも、相談や依頼が増えています。


 これまで精子バンク機関は、「公益を目的とする 非営利の精子バンク」の重要性について知っていただくために、ホー ムページやツイッターなど様々な普及活動に取り組んできました。

 しかし、実際にメンバーを担い、近年の医療機関で実用されている、遺伝子検査による根拠に触れることができるのは一部の方々だけでした。

 加えて、次のような具体的内容に触れることができる方々も、限られていました。

  • なぜ「公益を目的とする 非営利の精子バンク」が現代の女性にとって大切なのか
  • 告知をはじめとする子の福祉
  • 生殖における女性の自己決定権

 今後、精子バンク機関の活動をより実効あるものとして広げていくためには、あくまで依頼者さんの許可のもと、依頼する方々のご両親や旦那様などに、「公益を目的とする、非営利精子バンクの重要性」を知っていただく必要があります。

 そこで、これまでの活動の成果を踏まえ、本活動の更なる発展を目指して「ドナーのための遺伝子検査 ガイド」を作成することとしました。


 このガイドを積極的にご活用いただき、依頼者さんとそのご親族はもちろん、より多くの生殖補助医療の関係者に、この「公益を目的とする 非営利精子バンク」のご利用が広がっていくことを期待しています。

公益・非営利団体「精子バンク機関」
遺伝子検査 調査委員会

ご利用から紡がれる「ふだんのくらしのしあわせ」

精子提供バンク 東京関東

 あふれる情報に惑わされるよりは、当精子提供バンクをご利用ください。

 それは、お子さんの肌のぬくもりに触れる、確かな、一助となるはずです。

 ご要望に応じてドナーも交えて、産後の福祉――つまり「ふだんの くらしの しあわせ」を支えております。​

タイトルとURLをコピーしました