「精子提供バンク東京関東」精子提供を受けた時点で、依頼者さんは以下の利用規約へ同意するものとします。
「精子提供を受けた」とは、依頼者さんの手へ精液の入った容器が渡されたことを意味します。
親権
精子提供者ではなく、依頼者さんによる親権主張を保証いたします。
疾患への対応
あらゆる妊娠において、先天性疾患(病気の改まった言い方)を持つお子さんが生まれるリスクはあります。
場合によっては、これが遺伝によるものだと判明することもあります。
これに対して、「精子提供バンク東京関東」では徹底的スクリーニング(迅速に結果得られる検査)を経た精子提供者のみを採用しています。
検査によって、精子提供者からお子さんへ病状非常に重い病気が受け継がれるリスクを最大限減らしているのです。
提供精子の安全確保
しかし、徹底的選考と検査が行われていても、何らかの医療的処置を必要とする病気を持つお子さんが生まれるリスクを、完全になくすことはできません。
お子さんに病気見つかり、「精子提供バンク東京関東」の精子が原因と考えられる根拠ある場合、直ちに「精子提供バンク東京関東」までお知らせ下さい。
例えば、専門医の診断書で「先天性疾患が、卵子や子宮等の環境由来ではない」と示されている場合です。
言い換えれば、消去法で「精子提供者の遺伝子由来という可能性がある」と示されている場合です。
取り計らって始末をつけられるよう、原因とお考えのドナー精子との関連性について調査します。
その場合、依頼者さんは「精子提供バンク東京関東」へ直ちにご通知する義務があり、「精子提供バンク東京関東」は必要情報を手に入れられます。
(「精子提供者の遺伝子由来という可能性」なければ、ご通知は不要です。万が一の対応手順とご理解ください)
ご通知下さった場合、依頼者さんは次の点に同意します。
- 「精子提供バンク東京関東」が診断できるように、メール返信で必要情報を提供します。
- ご自分及び子どもの医療ファイルから、関連情報を取得する権利を「精子提供バンク東京関東」に与えます。
- 診断を確認するために、ご自分の血液サンプル提供に同意します。
「精子提供バンク東京関東」がご通知を受信した場合、当該(話題になっている) 精子提供者を登録から一時的に外します。
次に、ご通知内容が提供精子に関わりあるか評価されます。
その評価に基づき、当該 精子提供者を再登録するか、永久に登録から外します。
「精子提供バンク東京関東」が遺伝病について調査中の場合、「精子提供バンク東京関東」は当該 精子提供者からの精子提供を、キャンセル又は延期する義務があります。
その他
契約の要点も、以上の規約と同じです。
精子提供前の契約文は、面談前のメールでもお読みになれます。
したがって、ご自宅でゆったりと読み決心できます。
読む中で疑問あれば、何回でも遠慮なくご質問ください。