ご了承を得たうえで、出生児について母子健康手帳の下記事項を記録しております。
- 性別
- 出生の年月日
- 出生の市区町村
- 出生の体重
上記項目ご報告時に当精子提供バンクから、ご出産者 限定で「出生児と上記項目」の一覧ページを紹介しています。
例えば、次の形でご覧になれます。
- 「精子提供者No.1 との出生児」一覧
- ご出産時の依頼者メールアドレスのみでご覧可能
- (アドレス変更後でご覧になりたい場合、窓口へご連絡ください)
なお、ご出産ごとにページは更新され、最新に保たれています。
また、そのページには管理(保全や処理)費をかけていません。
したがって、仮に今 精子提供バンクが運営中止されたとしても、ページは存在し続けます。
ご安心ください。
また、ご本人の許可を得たうえで母親との連絡を保つようにしています。
そのため、心配な場合はお子さんのご結婚前などにお問い合わせください。
参考として、近親婚のリスクを引用します。
ただ、引用文の一部は根拠が辿れないため、説明不足に終わっています。よって、ここでは次の結論だけ読めばよいでしょう。
「1万人に3人の遺伝病が、いとこ婚――つまり近親婚では12倍高いと計算されている」
近親婚のリスクは、まれな遺伝病の確率が高まるということです。
血のつながりの濃い血族結婚では、一般に常染色体劣性遺伝疾患の頻度が増加することが知られています。ごくまれな疾患以外は、常染色体劣性病の保因者頻度は数十人から数百人のうち1人とされています。
保因者のパーセンテージをきりのいい1%として、血のつながりの濃い近親婚の場合は、
- 本人が保因者である確率は、一般人口中と同じで1%
- 結婚相手が保因者である確率は、いとこ婚では8分の1=0.125%
のため、2人の結婚により病気の子どもが生まれる確率は、
- 1%×0.125%×0.25%(4分の1)=0.0313%
となります。
- 全くの他人同士の、0.0025%(1%×1%×0.25%(4分の1))
の場合より約12倍程度高いということになります。
なお、0.0313%といえば1万人に3人です。
先天聾、白皮病、フェニールケトン尿症、全色盲、小頭症など、保因者数が少ない病気がより「危険」(近親婚の危険の確率が全くの他人どおしの結婚に比べ、発生率が高くなる)といわれています。
なお、より信頼性高い記事が見つかり次第、上記引用文と差し替えます。
今後も、信頼性高く分かり易いご案内に努めてゆきます。