サービスとケア

精子提供バンク 東京関東
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依頼費用

 「精子提供バンク 東京関東」は、登録ドナーによる無償精子提供を目的とした、公益・非営利団体です。

 したがって、手数料やもうけなどを含まない費用である、実費のみお支払いをお願いしております。

 
 「精子提供バンク 東京関東」ご利用の初めから終わりまで、実費以外の謝礼を求めることはありません。

 また、成功報酬も求めることはありません。

 当精子提供バンクの各ドナーも、もちろん無償で精子提供しています。

 安心して、東京・関東をはじめとした日本全国から、精子提供をご利用ください。

 

 なお、精子自体は無料とします。

 そのうえ、かなり遠方の方でなければ、実費も極めて少ないです。

 では、主な内訳をご説明いたします。

​必須  交通費・医療器具費・検査費

 面談・提供のドナー交通費は、次の実費です。

  • JR・私鉄
  • バス・タクシー
  • 船舶・航空機

 面談・提供前に、交通費を必ずお伝えしています。

​ 

 医療器具費は、次の実費です。

  • 減菌処理された注射器(シリンジ)
  • 採精容器
  • 速乾性手指消毒剤

​ 

 検査費は、次の積立費です。

  • 血液型検査
  • 各種感染症の検査
  • 精液検査
  • 遺伝子検査 

任意1  面談場所費

 ご希望があれば、面談をしています。

 そのため、面談場所が有料の場合は、ドナーを含めて割り勘上となります。

 精子提供者分の場所代は不要ですから、ご安心ください。

 

 なお、駅前等で待ち合わせをした上で、次の場所で面談いただくことがほとんどです。​

  • 駅周辺のカフェや喫茶店
  • ホテルロビー内の喫茶スペース等

 したがって、その場所代のご負担はありません。

 また、精子提供者への飲食代もご不要です。

​ 

 待ち合わせは、周りに人がいる公共場所です。

 これによって、プライベートなお話に向けて、女性1人でも安心してお越しになれます。

任意2  個別のご要望費

 個別のご要望によりドナーが支払った費用は、実費をご負担いただいています。

 主な例は、ご希望で再検査した精液検査や性感染症検査の費用となります。

 これ以外にもご希望で必要になった費用は、ご依頼者さんとご相談した上で、実費をご負担頂いております。

​ 

 ご提供中の方に限り、ご希望あれば国が定めた安全性・有効性などの基準を満たした、妊活サプリをご活用ください。

 その際、「精子提供バンク 東京関東」は品名の案内のみ行い、販売することはないです。

 これによって、衛生面・金銭面でのご不安を招かぬようにしております。

合計費用

 1回の精子提供につき、合計費は次のとおりです。

  • 必須費用
    • 医療器具費 500円
    • ​​+感染症予防の衛生費 250円
    • +各積立費 (サプリメント500円 +定期検査1,250円 +各予防接種750円 +保険機能食品500円 +漢方薬材500円 +妊活資料250円 +個人情報保護システム500円)
    • +ドナー交通費  東京都内は無料。都外への移動も、公共交通費のみ。
  • 任意費用1  面談場所費(喫茶店なら無料
  • 任意費用2  ご要望なければ無料

​ 

 つまり、交通費を含めて精子提供1回につき、東京都なら 5,000円 です。

 月に2回の精子提供なら、1日当たり300円強です。

 (5,000円×2回÷30日=333円)

 

 なお、別ページにある免除制度では、精子提供者の交通費を含めて半額以下で精子受け取りできるようになります。

 交通費負担が大きいなどの条件に応じて、お申し出ください。

ドナー側が負担している費用

精子提供バンク 東京関東

 ドナーを含む精子提供バンク側には、その他費用が、毎月生じています。

 例えば、次のものです。

国の基準を過不足なく満たす各栄養素のサプリメント費

  • サプリなしで十分良質な精液のドナーであっても、同日提供すると精子数は少なくなります。
  • その対処として、サプリを用いることで、各依頼者さんに十分な精子数でお渡しできます。
  • また、体外受精を控えたドナーは、医師によって推奨されている特定のサプリを飲んでいます。

 

具体的に、体外受精の場合、各サプリの合計で毎月2,800円が生じています。

  • ​市販品には、極端に安いサプリがあります。その多くは、医学論文と専門医や専門家へのインタビューに基づくと、単品での効果が立証されていません。
  • このことを踏まえ、当団体では検証された研究成果に基づいて、効果あるサプリメントを慎重に選定しています。言い換えれば「安物買いの銭失い」とならぬよう、気を付けています。
  • 面談では、各サプリのパッケージと共に、なぜその一品を選んでいるのかもご説明しています。​

その他

  • セキュリティ等の システム運用費
  • 医師や弁護士など国家資格者との 相談委託費
  • 依頼者さんと精子提供バンクをつなぐ一助 広告費(2020年8月から中止。主な理由は、受付人数を絞り、個別対応を充実させるため)

 

ドナー登録のある月においては、次の費用が生じます。

  • 遺伝子検査費
    • 遺伝診療は多くの場合、保険が適用されず自費診療扱いです。
    • したがって、施設ごとに設定された料金体系によって、その実費も定まります。
  • 性格検査費

 以上は、実費に含めるかどうかを検討しております。(2018年11月1日 時点)

ワクチン費について

精子提供バンク 東京関東

 参考までに、各ワクチンの予防接種費用を記します。

 なお、ワクチンとは、「生体に免疫をつくらせて感染症を予防するために用いられる抗原」を意味します。

  • インフルエンザ
    • 3,000~5,000円: 1回約3,000~5,000円(施設により異なります)×接種回数は全1回=3,000~5,000円
  • B型肝炎
    • ​15,000~24,000円: 1回約5,000~8,000円(施設により異なります)×全3回=15,000~24,000円
  • HPV(ヒトパピローマウイルス)
    • ​30,000~60,000円: 1回約1-2万円(施設により異なります)×全3回=3~6万円
  • 麻疹(ましん)及び風疹(ふうしん)
    • 16,000~20,000円: 8000~10000円(施設により異なります)×全2回=16,000~20,000円 
精子提供バンク 東京関東 ワクチン1
接種証明例 ― 大人の水痘ワクチン
精子提供バンク 東京関東 ワクチン2
精子提供者による実例

上記「大人の水痘(すいとう)ワクチン」は、依頼者さんの求めに応じ接種したものです。

 

精子提供者コメント

官公庁などサイトを読むと「幼い頃に感染したか接種済ませた場合、生涯の感染リスクはほぼ無い」とされていました。

実際の診察でも「人によって10年ほどでワクチン効果薄れ再感染事例あるので、接種の利点ある。でも、(精子提供者の)ご年齢なら再感染はまれ」との医師説明でした。

また、市区町村が主体となって実施する「定期接種」でなく、希望者が各自で受ける「任意接種」であるため、全額自己負担でした。

 

一方、受診前に水痘母子感染を下調べしたので、感染頻度とは別に「症状重さ」も分かっていました。

水痘・帯状疱疹ウイルス

水痘(水疱瘡(みずぼうそう))や帯状疱疹(たいじょうほうしん)の原因となるウイルスです。ほとんどの人が免疫を持っており、妊婦が発症することはまれです。

しかし、妊婦が水痘を発症すると、水痘肺炎を発症する危険があります。また分娩前後に水痘を発症した場合は、新生児に感染する確率が高いと言われています。

東京都福祉保健局> 母子感染について~妊娠中・これから妊娠を考えている方へ

 

妊娠中の水痘

水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)は、ほとんどが小児期に初感染。また、ワクチンの普及により、本邦を含め世界的にも成人の抗体保有率は90%以上。したがって、妊婦がVZVに初感染する頻度は0.07~0.1%と稀である。

妊婦が水痘に罹患(りかん)した場合、母体においては重篤な水痘肺炎を引き起こす可能性がある。母体死亡率は13~14%とされる。

また、児に対しては、感染時期によって、流産先天性水痘症候群(CVS)、早産、子宮内胎児発育不全、乳児期帯状疱疹、周産期水痘が発症する危険性がある。

しかし、VZVの胎児に対する病原性は比較的弱い。CVSのような奇形をきたすことはあっても、妊娠第2三半期以降に子宮内胎児死亡をきたすような重篤(じゅうとく)な胎児感染の報告は、世界的にもなかった。

今回、妊娠中のVZV初感染により、妊娠第2三半期に子宮内胎児死亡。つまり、免疫染色とPCRによりVZV胎児感染が証明された症例を経験したので報告する。

国立感染症研究所> 妊娠中の水痘:帯状疱疹ウイルス初感染により妊娠第2三半期に子宮内胎児死亡に至った1症例―兵庫県 
出版: 2013年10月25日

 

結局、依頼者さんのご不安解消するために接種しました。

「万一のリスクも無くせるなら、精子提供者として嬉しい」と感じたからです。

保健機能食品費について

精子提供バンク 東京関東

 精液の質を高めることを目的とした食品は、提供者ごとに異なります。

 一例として、精液検査値を当精子提供バンクのホームページに公開している提供者の場合で、記します。

  • 各種の保健機能食品の費用 
    • 特定保健用食品
      • ​効能を表示することを消費者庁から許可された食品です。
      • 毎月 200円×8本= 1,600円
    • 栄養機能食品
      • 厚生労働省の定めた基準を満たし、かつ、決められた栄養成分の栄養機能表示と注意喚起表示が必要となります。​
      • ​毎月 1,800円×1ケース+3,000円×2ケース= 7,800円
    • 機能性表示食品
      • 事業者が、一定の科学的根拠を基に、販売前に消費者庁長官に届け出します。
      • 毎月 3,100円×1ケース= 3,100円 

 

  • 漢方薬材
    • 毎月 2,000円× 1/3 パック= 700円
    • 毎月 1,500円× 1/3 パック= 500円
    • 毎月 1,000円× 1/2 パック= 500円
    • 毎月 1,000円× 1/3 パック= 300円
    • 毎月 1,000円× 1/3 パック= 300円

 

 以上の合計 1,600+7,800+3,100+2,300 = 毎月11,900円​​

 なお、詳しくは「各種の保健機能食品 定義」を必要に応じてお読みください。

 

 また、各商品の具体的な名称は、精子提供以降に依頼者さんへお伝えしています。

 女性の妊活にも有効ですから、ご希望に応じてお役立てください。

​仮に受益者である依頼側負担へ含めたら

 以上にある精子提供バンク側の負担実費を、受益者である依頼側負担へ含めるとしたら、試算で次のようになります。

 ご提供1回につき、「約9,100円+ドナー交通費」となります。(2020年12月 更新)

 ただし、毎月生じるわけではない次の費用は、除いています。

  • セキュリティソフト導入費
  • 遺伝子検査費
  • 性格検査費

 なお、上記の試算は、2018年9月の精子提供に要した費用と、提供数に基づいたものです。

 ただし、サプリ費のみは2019年8月時点の費用です。

 この試算は、一か月ごとの提供数や各泌尿器科の精液検査費などにより変動します。

依頼側負担へ移す際は、必ず事前お知らせ

 精子提供バンク側が現在負担している実費を、受益者である依頼側負担へ移す際は、必ず事前にこのホームページでお知らせします。

 事前のお知らせなく、ご負担いただく実費を引き上げることはありません。

 今は、精子提供バンク側で「サービスの質を下げずに、費用を減らすこと」へ、力を尽くしております。

​ 心配は、ご不要です。

 

 また、全お支払額は「受付事項」ご記入時点にこのページで示している「合計費用」のみです。

 ご記入終えたら、安産まで一貫してお支払い額は上がりません。

 ご安心ください。

 「低額のうちに受付だけ済ませ、一年後に面談」という段取りでも構いません。

受益者である依頼側負担へ含めた事例

精子提供バンク 東京関東
感染保護の性能試験で、年間世界一位

 参考として、過去に精子提供バンク側が負担していた実費を、受益者である依頼側負担へ含めた事例を、箇条書きにします。

  • 2019年2月——各予防接種の積立費 500円/(精子提供1回)
  • 2019年6月——各栄養素のサプリメント積立費 500円/(精子提供1回)
  • 2019年10月——お子さんの重い障害や病気予防を目的とした、保健機能食品の積立費 500円/(精子提供1回)

  • 2019年10月——大学院推薦入学者のレポートスキルで収集する、妊活資料費 250円/(精子提供1回)
    • レポートスキルとは、大学190万円・大学院190万円の各学費で培った調査・報告スキルです。そのスキルで収集する文書・書物などの資料積立費です。その資料に基づき、ウェブ上にない内容も含めた妊活情報を配信しています。
    • また、数か月ごとの職場研修と実務で、配信者はわかりやすく伝える工夫を重ねています。その講師には、内閣府調査会座長・総務省検討会座長・放送大学教授など、各分野の第一人者を迎えています。
    • なお、資料には専門書だけでなく、一般書・ウェブ記事も含まれています。一般向けの書籍紹介をご希望でしたら、お申し付けださい。

  • ​2019年11月——定期の検査積立費
    • クリニックと同じ信頼性、なおかつ日本最多項目の感染症検査 1,000円/(精子提供1回)
    • 男性不妊専門医の的確なアドバイス得られる、精液検査 250円/(精子提供1回)
    • ​上記には、検査費のみではなく次の費用も含めています。初診費・再診費・各交通費 
    • 以上の合計 1,250円/(精子提供1回)

  • 2020年1月――主に、感染症予防の衛生費 250円/(精子提供1回)
    • ​衛生や妊娠率にかかわる品々です。
    • また、肌に接する品は、次の条件を満たすものを用いています。
      • 産院で推奨されている
      • 殺菌処理済 皮膚アレルギーテスト済 日本製
      • 使い捨て ノンアルコール 無香料 
    • なお、主に次の状況によって、適切な品が変わります。シリンジ法の有無 気温・湿度 依頼者さんの体調。精子バンク側で各品をまとめ買いすることで、依頼側の入手時間や費用を少なく抑えております。

  • 2020年3月――個人情報保護のためのシステム運用費 500円/​(精子提供1回)
    • ​採用システムの一つは、専門機関によるウィルス感染保護の性能試験で、年間世界一位として重ねて評価されています(上記画像のとおり)。
    • 主な機能として、毎日のウィルススキャンと、リアルタイムのアップデートがなされています。
    • また、窓口担当者のパソコンにおけるリンク先の安全確認も、自動的になされています。具体的には、google検索結果やSNS上の、リンク先が安全であるかのチェックです。​

 

  • 2020年9月――漢方薬材費 500円/(精子提供1回)
    • 西洋医学で「特別の原因なし」といわれる夫婦でも漢方医学では虚弱体質や微小循環障害と診断できる場合があり、比較的容易に妊娠可能な状態にできることが少なくありません。
    • 女性不妊に用いる漢方薬にはホルモンバランスや全身の血行をよくするため、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などを処方します。プロラクチン(乳せん刺激ホルモン)やテストステロン(男性ホルモンの一種)が高いときは、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が試されます。妊娠したいという気持ちがストレスになっている人に対しては香蘇散(こうそさん)や半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)などが考慮されます。 
    • (引用元  北里大学 東洋医学所長 花輪壽彦さん)

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